histoire 『BEASTARS 20』板垣巴留 ちょっとだけいろいろとインフレを起こし始めてきた感じがする。待てと言われると犬科の動物は命の危険ギリギリまで待つことができるなんていうのは、面白いところに着眼したなと思う反面、ここに来ていきなりそんな設定をもちだされてもなあ。とちょっと白け... 2020.09.09 histoire
histoire 『いちげき 6』松本次郎/永井義男 原作とだいぶかけ離れた展開になっていっただ、そもそも原作のほうはわりと淡々と客観的に描かれていたのに対して、こちらは原作では描かれなかった登場人物一人一人の血と肉を描いていたのだから当然といえば当然で、物語としてのクライマックスを考えると原... 2020.09.08 histoire
histoire 『SPY×FAMILY 1』遠藤 達哉 評判が良いうえにまだ巻数がそれほど出ていないので読んでみることにした。主人公は凄腕のスパイ。西ドイツと東ドイツを彷彿させる二つの国があり、彼はその片方の国のスパイだ。そんな彼に新たな任務が与えられる。それは敵の国に新入してそこで結婚して子供... 2020.09.07 histoire
histoire 『バディドッグ 9』細野 不二彦 気がつけばこの漫画も9巻まで続いている。密かに開発されたAIが人類滅亡の行動に出たために開発中断されることになったが、しかしAIは密かに人間のコントロールを逃れて独自の行動に出た。というのが発端でそこからAIの一部が主人公が開発していた犬型... 2020.09.04 histoire
histoire 『マジック・ポイント』岡崎京子/大原まり子 大原まり子が原作担当していたとは知らなかった。いや、ひょっとしたら知っていたけれども当時は岡崎京子に興味がなかったから見過ごしていたのかもしれない。そもそも僕は岡崎京子の漫画をほとんど読んだことがなくって、多分この先も読むかどうかもわからな... 2020.09.03 histoire
histoire 『スインギンドラゴンタイガーブギ 1』灰田 高鴻 まったくノーチェックだったけれども、いやあやうく見逃してしまうところだった。タイトルと表紙からジャズが関係する話だなと思ったが、とりあえず第一話がWEBで公開されていたのでちょっと見てみたところ予想通りだったので、あとはもう買うしかないなと... 2020.09.02 histoire
histoire 『遠田おと短編集 にくをはぐ』遠田 おと これまたいきなり凄いものが出てきたなあ。そもそもタイトルにある「にくをはぐ」という言葉からして不穏なんだけれども、これは猟奇的な何かを差しているのではなく、ジビエにおける毛皮をはぐという行為でもある。だったら毛皮にすればいいじゃないかと思う... 2020.09.01 histoire
histoire 『下のほうの兄さん』安永 航一郎 安永航一郎のものすごく久しぶりの新刊が出た。『青空にとおく酒浸り』が2012年で突然の休載で終わってしまってそれっきりだったので、もう新作も無理なんだろうと思っていた。まあ作風が作風なので好きな人にはドンピシャだけど駄目な人は全く受け付けな... 2020.08.31 histoire
Vie simple 来月の気になる本 創元推理文庫『シカゴ・ブルース【新訳版】』フレドリック・ブラウン中公文庫『女の家』日影丈吉竹書房文庫『くらげ色の蜜月』戸川昌子ちくま文庫『吸血鬼飼育法 完全版』都筑道夫ちくま文庫『侠気と肉体の時代 現代マンガ選集』夏目房之助編双葉文庫『編集... 2020.08.28 Vie simple
histoire 『プリズムの咲く庭 海島千本短編集』海島 千本 新刊かと思っていたら去年出ていた本で、電子書籍で安くなっていたので、たしかに新刊の可能性はなかったよなあと読み終えて自分の愚かさを悔いた。それはさておき、読後感は、いかにもコミックバンチ系で掲載されそうな感じだなあというのが大雑把な感覚で、... 2020.08.27 histoire