国書刊行会

国書刊行会

フアン・ルルフォ『黄金の軍鶏』

まさかフアン・ルルフォの三作目が読めるとは思わなかった。といってもいろいろと書かれているように『ペドロ・パラモ』や『燃える平原』のようなものを期待するとがっかりする。なんていうか非常に普通で読みやすいし、どんな話なのかちゃんとわかる。映画の...
国書刊行会

ジョン・ブラックバーン『痛苦の聖母』

ジョン・ブラックバーンというと一つの作品でサスペンス、ホラー、オカルト、SF何でもありのハイブリッドエンタメという印象が強いが、本作はかなりオカルトホラー寄り。主人公が人としてどうかという駄目人間系として描かれているのでその点でちょっと話に...
国書刊行会

『野性の蜜 キローガ短編集成』オラシオ・キローガ

著: キローガ短編集成販売元/出版社: 発売日: 2012/5/28Amazonオラシオ・キローガは早川書房の異色作家短編集『エソルド座の怪人』に収録された「オレンジ・ブランデーをつくる男たち」を読んだだけだった。それを読んでどう思ったのか...
国書刊行会

『乱視読者のSF講義』若島正

著: 若島 正販売元/出版社: 国書刊行会発売日: 2011/11/24Amazon/bk1もし、若島正がSFを好きでなかったとしたら、『海を失った男』が編まれることもなく、日本でのシオドア・スタージョンの再評価も起こらなかったか、起こった...
国書刊行会

『奇跡なす者たち』ジャック・ヴァンス

浅倉久志が亡くなったとき、この『奇跡なす者たち』もお蔵入りになってしまうものだと思っていた。そして、出版リストの発売予定に上がった時も、国書刊行会のことだから実際の刊行も少し延びるだろうと思っていたら順調に刊行された。この本の題名どおり、ど...
国書刊行会

『ミステリウム』エリック・マコーマック

自分が書いた『隠し部屋を査察して』の感想を読み直していたら、この人の長編はあまり読みたくないなあ、などと書いてあって自分の記憶力のなさやら、意志の弱さやらなにやらいろいろと自分自身にがっかりした。物語冒頭から、いかにも信頼できない語り手がう...
国書刊行会

モーフィー時計の午前零時

著 ジーン ウルフ他販売元/出版社 国書刊行会発売日 2009-02-25Amazon/bk1/楽天ブックスもうこれは編者である若島正の趣味全開の一冊だ。小鷹信光の『〈新パパイラスの舟〉と21の短篇』も小鷹信光のやりたい放題の一冊だったけれ...
国書刊行会

ライト

著 M・ジョン・ハリスン販売元/出版社 国書刊行会発売日 2008-09Amazon/bk1/livedoor/楽天ブックス『パステル都市』の記憶が新しいせいか、うーむ、期待していたのとはずいぶんとかけ離れた話だった。投入されたアイデアやガ...
国書刊行会

緑のヴェール

著 ジェフリー・フォード販売元/出版社 国書刊行会発売日 2008-06Amazon/楽天ブックス第二部に続けて第三部に突入。リライトが第二部と同じ人だったのがちょっと気になったのだけれども、しかし読み終えてみれば結局何だったんだろうなあこ...
国書刊行会

記憶の書

著 ジェフリー・フォード販売元/出版社 国書刊行会発売日 2007-01Amazon/楽天ブックスまだしばらくは出ないだろうと高をくくっていたら、拍子抜けするほどあっさりと第三部が出てしまったので、これはいかんと積読状態だった第二部を読み始...
タイトルとURLをコピーしました