histoire

僕だけがいない街

結局のところ主人公の持っていた不思議な能力「再上映」はなんだったのかということは明らかにはされなかった。といっても、それが瑕疵となっているわけでもなく、合理的な説明が欲しかったわけでもない。中盤で真犯人が明らかになるまでは頻繁に発生していた...
Vie simple

敬称を付けない

ブログを書く時、原則として僕は知人以外の有名人に関しては敬称を省略して書くことにしている。有名人であっても、いや有名人だからこそ敬称を付けるべきだろうという意見も理解できるのだが、ではどういう敬称をつければいいのかとなると僕は悩んでしまうの...
Vie simple

日々のつぶやき

○月○日タイで有名なクラッシックの作曲家ソムトウ・スチャリトクルが書いた小説をむかし読んだことがあったけれども凄かった。 なにしろ、クジラを食べまくったことを恥じた未来の日本人が富士山の麓に「シコク」というディズニーランド並みの巨大アトラク...
C’est combien

菜時記 皐月/戊申

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。妻はときおりこんなことを言う。「私のような人間と結...
Vie simple

来月の気になる本

双葉文庫『蛇行する月』桜木紫乃小学館文庫『ロボット・イン・ザ・ガーデン』デボラ・インストール文春文庫『後妻業』黒川博行新潮文庫『本屋さんのダイアナ』柚木麻子新潮文庫『南冥の雫 満州国演義8』船戸与一ハヤカワ文庫SF『アルファ・ラルファ大通り...
Vie simple

海街diary 映画

映画化された『海街diary』を観た。原作をうまく映像化したものだと思う。映画のキャスティングが発表された時に、長女役が綾瀬はるかだったというのがちょっと違うんじゃないかと感じたのだが、実際に映画を観てみると違和感は感じなかった。この映画は...
histoire

海街diary 7巻

前巻がもどかしい場面で終わってしまったのでその後の展開がどうなるのか気になっていたけれども、そうか、そういう結論になったのかという感じだった。四姉妹の一人でもかけてしまうとこの物語としてはだいぶ寂しくなってしまうので、もちろんそういう状況で...
Vie simple

理解

日本国内でのてんかんの患者数は約100万人といわれている。いっぽうで、統合失調症の患者数は約70万人。ただしこの数は治療を受けている患者の数であって、そもそも統合失調症というのは治療に結びつけることが困難な病気であるため、なにも治療も受けて...
C’est combien

菜時記 皐月/辛丑

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。妻はときおりこんなことを言う。「私のような人間と結...
le neuvième art

週刊 5巻以内で完結する傑作漫画99冊+α 57/99

記事タイトルにひかれて初めてこのページをご覧になった方は、こちらを最初に御覧ください。『ポリーナ』バスティアン・ヴィヴェスアメコミがアメリカの漫画であるのに対して、ヨーロッパの漫画はどんな呼び方をされているのかというと、バンド・デシネあるい...
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