histoire

スキャナーに生きがいはない

コードウェイナー・スミスの既刊のSF小説は全て読んでいるのだが、こうして人類補完機構全短編なるものが新たに出るとなるとコードウェイナー・スミスのファンとしては買わない訳にはいかない。それがたとえ全三巻になるとしてもだ。今回はそれぞれの作品を...
Vie simple

日々のつぶやき

○月○日「今日からあなたは、この島の独裁者! 有能な大臣を任命し、取引で経済を発展させ、私腹を肥やし、思い通りの街を作れ!」 ちょっとやってみたくなるゲームだ。○月X日僕が子供の頃、テレビで時々「老人と子供のポルカ」という歌が流れていて、「...
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「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男

振り返ってみると平成という時代よりも昭和という時代のほうが面白いと感じるのは単に歳をとり、物事に対しての目新しさというものが少なくなってしまったせいなのか、それともいわゆる思い出補正というものなのか。しかし、今のように情報が氾濫している時代...
C’est combien

菜時記 卯月/庚辰

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。今の状況から劇的に改善されるということなど望むべく...
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猟人日記

戸川昌子が亡くなった。とはいっても戸川昌子って誰だと思う人も多いだろう。作家活動をしていたのは1980年代付近までだし、全盛期は1960年代から1970年代あたりだろうから、今から50年近く昔のことだ。かくいう僕自身も戸川昌子の小説を読むの...
Vie simple

時を測る

トイレに置いておいた目覚まし時計がとうとう壊れた。僕が結婚する前、以前に勤めていた会社で宿泊を伴う出張があった時に持っていった記憶もあって、それ以上遡ってこの時計に対する記憶は無いのだが、少なくとも20年くらいは使い続けていた計算になるので...
Vie simple

伝説は死なない

体調を崩してしばらく寝込んでしまっていた。途中で、無理をしなければ大丈夫だろうと仕事をしたら、夕方になって高熱がではじめて、無理などしていないはずだったのに、かえってこじらせて長引かせてしまった。早めに治そうと病院へ行って解熱剤をもらって飲...
Vie simple

ガイドブック

昔からガイドブックが好きだった、もっとも、ここでいうガイドブックというのは旅行ではなく本のガイドブックのことだ。最初に買ったのは石川喬司の『SF・ミステリおもろ大百科』(のちに『夢探偵 : SF&ミステリー百科』という題名で文庫化)で、これ...
Vie simple

来月の気になる本

ファミ通文庫『この恋と、その未来。5』森橋ビンゴメディアワークス文庫『犬は書店で謎を解く ご主人様はワンコなのです』牧野修河出文庫『日影丈吉 幻影の城館』日影丈吉講談社文庫『図書館の魔女 3』高田大介講談社文庫『図書館の魔女 4』高田大介講...
C’est combien

菜時記 卯月/丙寅

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。今の状況から劇的に改善されるということなど望むべく...
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