histoire

息を吐くように嘘を吐く

この世の中で最も面白いエッセイを書く人を3人挙げよと言われたら岸本佐知子と池上永一は真っ先に挙げる。で、あと一人はどうするかというところで随分と迷うのだが、とりあえず残りの一人に関しては今は挙げる必要もないので空席にしておく。世の中には息を...
le neuvième art

週刊 5巻以内で完結する傑作漫画99冊+α 53/99

記事タイトルにひかれて初めてこのページをご覧になった方は、こちらを最初に御覧ください。『Spirit of Wonder』鶴田謙二このあたりで浜松市出身の漫画家も入れておこう。もちろんだからといって無理やり地元出身枠というものを設けたわけで...
histoire

冒険小説

僕はSF小説が好きなのだがここ数ヶ月、あまり読む気が起こらない。それでも気になった本は買っているので、どんどんと未読の本が増えていく。では本そのものを読まなくなったのかといえばそういうわけではない。ここ数ヶ月はノンフィクションだったり、ミス...
Vie simple

よりそう

自分だけ楽しんでいいのだろうかという罪の意識にかられることが多いのだが、妻の容体が悪くなって、引きづられるような形で自分の気持ちも落ち込んで、そうなると負のスパイラルとなってとことん奈落の底へと落ちていきそうになる。いやむしろそこまでいって...
Vie simple

日々のつぶやき

○月○日そういえば、プレミアム商品券のファイナルキャンペーンで商品のギフトセットは当たらなかったけれども、はずれてしまった人へと、家康くんタオルとメガネクロスが送られてきた。 兜をかぶると喋るようになった家康くんはあまり好きではないのだが、...
C’est combien

菜時記 弥生/乙巳

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。昔は時々、老後はこういうことをしたいということを妻...
le neuvième art

週刊 5巻以内で完結する傑作漫画99冊+α 51/99

記事タイトルにひかれて初めてこのページをご覧になった方は、こちらを最初に御覧ください。『はるまげ(1)』なにわ小吉『はるまげ(2)』なにわ小吉殊能将之という作家がいた。『はさみ男』というミステリ小説でメフィスト賞を受賞し作家デビューすること...
Vie simple

汚れても美しい

今はもう煙草を吸うことはやめてしまったが、昔はわりと吸っていた。当時の僕のことを知っている人は、わりとというレベルではなくてヘビースモーカーだったというが、そのあたりは当の本人にはあまり自覚はない。その当時、家で使っていた灰皿は学生時代に長...
Vie simple

院内と院外

妻が受診している病院が院外処方になってしまった。自立支援医療を受けている身としては処方が院内から院外へと切り替わると自立支援医療の申請をしなおさなくてはいけないので面倒なのだ。どういうことかというと、自立支援医療の申請をしそれが認められた場...
Vie simple

日々のつぶやき

某月○日僕は技術屋なので、常に自分のできることの積み重ねで物事を考える。新しい技術は常に過去の積み重ねの上に成り立つもので、信じて取り組めば叶うというような安易なものではない。某月☓日近所のスーパマーケットでは、レジ袋を貰おうとすると5円か...
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