自費出版 『死人妻』式貴士 式貴士研究サイト「虹星人」を運営されている五所光太郎さんによる式貴士未収録作品集。といっても僕は熱心な式貴士ファンではなかったので、式貴士名義の本も文庫化されたものしか読んでいないし、しかも全部読んでいるわけではない。間羊太郎名義の『ミステ... 2013.12.26 自費出版
自費出版 『Before mercy snow 田波正 原稿集』田波正 『Before mercy snow』あるいは、都筑道夫ふうになぞらえるならば『殊能将之のできるまで』気がつけば殊能将之の文章が載った本を見つけるたびに手に入れている。最初は追悼・田波正特集を行った全日本中高年SFターミナルの『SFファンジ... 2013.12.25 自費出版
講談社文庫 『ハサミ男』殊能将之 著: 殊能 将之販売元/出版社: 講談社発売日: 2002/8/9Amazon 殊能将之という作家がいた。僕が殊能将之の訃報を知ったのは4月1日だったのでエイプリル・フールなんじゃないかと思ってしまったのだが、実際に訃報の情報が流れたのは3... 2013.12.24 講談社文庫
漫画 『電波の城 21』細野不二彦 著: 細野 不二彦販売元/出版社: 小学館発売日: 2013/11/29Amazon 今のところ細野不二彦の最長漫画は『ギャラリーフェイク』の32巻で、その次はというと『ダブル・フェイス』と『太郎』の24巻になる。『ダブル・フェイス』は一巻... 2013.12.23 漫画
ホンの話 来月の気になる本 2014/01 PHP文芸文庫『静かなる炎』フィリップ・カーポプラ文庫ピュアフル『風にもまけず粗茶一服』松村栄子宝島社文庫『いつまでもショパン』中山七里光文社文庫『暗闇の殺意』中町 信文春文庫『虎と月』柳 広司新潮文庫『邪馬台 蓮丈那智フィールドファイル(... 2013.12.20 ホンの話
新潮文庫 『飲めば都』北村薫 著: 北村 薫販売元/出版社: 新潮社発売日: 2013/10/28Amazon 一冊の本を読み終えた後、次に何を読もうか考えたときにすぐに読みたい本が思い浮かぶと気分が良くなる。たいていは、読み終えた本の余韻を引きずっているので次の本にと... 2013.12.19 新潮文庫
文春文庫 『あまからカルテット』柚木麻子 著: 柚木 麻子販売元/出版社: 文藝春秋発売日: 2013/11/8Amazon 宮下奈都が描く女性が、いい意味で一直線の人物設定で、物語の中においてぶれずに素直に突き進んでいくのに対して柚木麻子が描く女性はぶれる。このぶれるというのは悪... 2013.12.18 文春文庫
集英社文庫 『雪男は向こうからやってきた』角幡唯介 著: 角幡 唯介販売元/出版社: 集英社発売日: 2013/11/20Amazon まず、題名が素晴らしい。雪男は向こうからやってきた、である。「雪男はいた」でも「雪男を探せ」でもなく「やってきた」だ。そしてこの本はフィクションではなくノン... 2013.12.17 集英社文庫
光文社文庫 『丑三つ時から夜明けまで』大倉崇裕 著: 大倉 崇裕販売元/出版社: 光文社発売日: 2013/11/8Amazon ミステリと幽霊というのはわりあいと相性が良く、殺された人物が幽霊となって犯人を探す話とか結構多い。そもそも、幽霊だけではなく、猫が探偵だったり人以外の存在が探... 2013.12.16 光文社文庫
角川文庫 『9の扉』北村薫他 著: 北村 薫他販売元/出版社: 角川書店発売日: 2013/11/22Amazonリレー小説というと海外だと『漂う提督』、国内だと『吹雪の山荘―赤い死の影の下に』とか『堕天使殺人事件』。どれもミステリ。SFだと思いつくのが『太陽が消えちゃ... 2013.12.13 角川文庫