ハヤカワ文庫JA

サマー/タイム/トラベラー1

サマー/タイム/トラベラー 1新城 カズマ当初は2004年の12月発売予定だったのですが、延びて延びてようやく6月に出ました。小説内の季節は夏が舞台ですから延びて正解だったと思います。「タイム・トラベラー」ときて、さらに「夏」とくれば、もは...
ハヤカワ文庫SF

無料の昼食なんてない

銀河市民野田 昌宏 / Heinlein Robert A.ここのサイトを見てみると、表紙の絵も主人公と同様、ずいぶんと遍歴を重ねてきたことが判ります。それにしても、白背が青背となって再刊されるとは思ってもみませんでしたよ。ハインラインが好...
メディアワークス

海の底

海の底有川 浩海上自衛隊が登場して題名が「海の底」と聞いていたので、てっきり海の中が舞台となるのかと思っていました。しかし、前作が「空の中」という題名であっても舞台が空の中ではなく、空の中の生物が事件を起こした話だったことを考えれば、別に海...
富士見ミステリー文庫

平井骸惚此中ニ有リ 其四

平井骸惚此中ニ有リ 其4田代 裕彦声に出して読みたい日本語と言うわけではありませんが、地の文体が講談調というテンポのよい語り口が独特のこのシリーズもこれで四冊目となりました。今回のお話は関東大震災のさなかに起こった殺人事件の謎。骸惚先生は最...
ハヤカワ文庫JA

あの頃ゲームも好きでした

スラムオンライン桜坂 洋昔ゲームも好きでした。っていっても今でも好きですが、ゲームをする時間がないのでやっていないだけです。そもそも一日は24時間しかなく、常に何かをしていてすべての時間は埋まっている、つまり予定表には空きはない。そこへ何か...
富士見ファンタジア文庫

煉獄のエスクード RAINY DAY & DAY

煉獄のエスクード貴子 潤一郎物語そのものに設定はてんこ盛りだけれど、盛り込まれた設定はどこかで見たことのあるようなものばかり。そんな場合、たいていはつまらない話になりそうなものだけれども…「解読のために何人もの人間が発狂し命を失った一枚の紙...
ファミ通文庫

荒野の恋

荒野の恋 第1部桜庭 一樹どこか懐かしい気分にさせられるこの文章はいったいなんなんだ。ドロドロとした世界が描かれているのに、読んでいて、まったく不快感はない。不快になる寸前で止め、直接描くことを避けているからだ。男では描くことのできない世界...
新潮社

そこにあるのは物語

ポーの話いしい しんじ宮沢賢治とレイ・ブラッドベリと村上春樹を足して三で割ったような作風とでも言えばいいのでしょうか。「ポーの話」はこれまでにもまして宮沢賢治の比率が高くなってきているようで、寓話性が高いのは相変わらずだけど、教条的になって...
集英社

蒲公英草紙 常野物語

蒲公英草紙恩田 陸「皮肉なものだね。どこに何があるか分からない昔の方が、我々は幸せだったと思わないか?今はどこに何があるか分かっているのに、そのことがますます我々を不安にさせ、心配事を増やしている」予兆の部分を描かせたら抜群にうまい恩田陸の...
ホンの話

終わりなき物語・征服

あるいは、「ヴァンパイヤー戦争を読み切ったよ」とうとう最後まで読み切りました。それにしてもよく人の死ぬ話です。とにかく死ぬ。これでもかというくらい死にます。主人公の仲間になる人間であっても、それなりのエピソードと共に登場しても、登場した巻の...
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