ホンの話

来月に思うこと

今月は月の後半に読みたい本が集中して出版されたので、いつにもまして積読が増えていますが、シオドア・スタージョンの「ヴィーナス・プラスX」は案の定、来月以降に延びたもよう。来月といえば、ロバート・ネイサンの「それゆえに愛は戻る(仮)」は「ジェ...
幻冬舎文庫

もう一つの介護の未来

廃用身久坂部 羊「廃用身」という言葉をご存じでしょうかという言葉ではじまるこの本は、漆原糾医師の手記と山月館の編集者、矢倉俊太郎の編集部註の二つの話からなるノンフィクション仕立てのフィクションである。ご丁寧にも、二人の名前の偽の奥付までつい...
徳間文庫

「顔 FACE」

「顔 FACE」読了。可もなし不可もなしといったところ。「陰の季節」や「動機」と同じくD県警シリーズなのですが全く新しい警察小説と評価の高かった前2作に比べて、あざとさが目立ちます。主人公自身が「陰の季節」収録の「黒い線」で心に傷を負ったま...
雑文

伊坂幸太郎にびっくり

4/26発売だと思っていたら「ラッシュライフ」の文庫が書店にならんでいたのでびっくり。もちろん早速購入。これで伊坂幸太郎の未読本は「重力ピエロ」だけとなりました。とはいえ、今月は月の後半に読みたい本がどっと出ているため、読むことができるのは...
アスペクト

「オルタード・カーボン」

「オルタード・カーボン」リチャード・モーガンディック記念賞受賞とか、ハリウッドからの映画化の話とか、気合いの入った装丁とかで、上がりまくる期待値をむりやり下げる努力をしながら読み終えました。結論から言えば、プリンだと思って食べたら卵豆腐だっ...
光文社

こうして読む本がふえていく、その後

「キルケーの毒草」読み終えました。複数のお話が一つにまとまるかと思いきや、一緒にならずにそれぞれバラバラに同時進行して終わっています。いろいろなものを詰め込んだはいいものの、うまく混ざり合わさずに終わってしまった感じです。最初からそういうお...
講談社文庫

ヴァンパイヤー戦争を読むよ(2)

このブログを初めて一ヶ月が経ちました。最初は、3日に一回程度の更新でのんびりとやろうと思っていたのですが何をトチ狂ったのか、ほぼ毎日更新しています。そんな暇があるくらいならば積読本を減らす努力をしたほうがよいのですが…で、ふと思ったわけです...
調べる

一つのニュースから

朝飯を食べながらテレビを見ていると、作家の丹羽文雄が亡くなったというニュースが流れた。名前だけは知っているが、この人の本は読んだことがない。晩年はアルツハイマーをを患っていたとはいえ100歳だったそうだから長生きしたといえよう。で、作家で長...
ハヤカワ・ミステリ文庫

ウールリッチ、ふたたび

暗闇へのワルツ高橋 豊 / ウィリアム・アイリッシュいつもなら素通りしてしまう平台の上に置かれた一冊の本に目が留まりました。先日、「黒い天使」を読み終えたせいなのかもしれません。ウイリアム・アイリッシュは中学・高校の頃に夢中になったのですが...
ホンの話

調子に乗って積読が増える

「リンゴォ・キッドの休日」と「宇宙囚人船の反乱/異次元侵攻軍迫る!」と「バルーン・タウンの手毬唄」の発売が来月に延びたので、調子に乗って積読が増えてしまいました。「アリゾナ無宿」逢坂 剛「優しい煉獄」森岡 浩之「古道具中野商店」川上 弘美「...
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