histoire

そのたくさんが愛のなか 3

残りの人生を引き算で考える病気にかかったのさ。吉田聡も歳をとったんだなあ。といってもこれは全然悪い意味ではない。昔の吉田聡の漫画の主人公は若かったけれども、だんだんと主人公の年齢が上がってきた。それは多分作者自身が歳をとって、歳をとった人物...
C’est combien

菜時記 葉月/甲午

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。普通の夫婦であれば当たり前のようにできることでも僕...
histoire

淋しいのはアンタだけじゃない 3

音を出すことのできない漫画という媒体で音楽を扱った漫画は多い。そして不思議なことに実際に音は出てはいないけれども、読んでいる間は音を感じる事ができる。それとは逆にこの漫画は聴覚障害といういうなれば音の聞こえない世界を描くという難易度の高いこ...
histoire

バビロン3 ―終―

副題が「終」となっているので今回で完結するのかと思ったら違っていた。まだ続くようだ。前巻の終わりで主人公の部下が生きたまま手足を切断されて殺されるという残酷な終わり方をしてなおかつ活字として読むのであればそういう残酷な描写であっても頭のなか...
Vie simple

来月の気になる本

小学館『漫画家本vol.9 細野不二彦本』新潮文庫『やぶれかぶれ青春記・万博奮闘記』小松左京集英社文庫『泥棒はスプーンを数える』ローレンス・ブロック東京創元SF文庫『動乱星系』アン・レッキー河出文庫『この世界が消えたあとの 科学文明のつくり...
C’est combien

菜時記 葉月/庚辰

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。普通の夫婦であれば当たり前のようにできることでも僕...
Vie simple

カメムシ

夜になると、家の通りを挟んだ反対側にある蛍光看板にカメムシがたかっている。なので、窓を開けっ放しにしているとたまにカメムシが家に入り込んで来ることがある。緑色をしたその姿に妻は、カナブンが入ってきたと少し嬉しそうに言うのだが、実際はカメムシ...
C’est combien

菜時記 葉月/癸酉

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。普通の夫婦であれば当たり前のようにできることでも僕...
histoire

魔法はつづく

オガツカヅオの短編集。一部はWEBで公開されているのだが、収録にあたって手直しされた作品もある。「しあわせになりませう」などはその最たるもので、公開バージョンも良かったのだが、収録されたものはさらに解像度を上げてよりわかりやすくシャープにな...
histoire

りんたとさじ

ホラー系の話は苦手なのであまりアンテナを貼らずに情報は取り込まないようにしているのだが、それでもときどき面白そうなものは目に入ってくる。オガツカヅオもたまたま目に入った情報のひとつで、ホラー漫画を描く作家なんだけれども、その漫画がどうも僕好...
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