C’est combien

菜時記 葉月/丁卯

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。普通の夫婦であれば当たり前のようにできることでも僕...
Vie simple

今月の気になる本

文春文庫『錆びた滑車』若竹七海文春文庫『片桐大三郎とXYZの悲劇』倉知淳ハーパーBOOKS『悪の猿』J.D. バーカー竹書房『竜のグリオールに絵を描いた男』ルーシャス・シェパード新潮文庫『工場』小山田浩子東京創元文庫『王とサーカス』米澤穂信...
C’est combien

菜時記 文月/乙巳

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。いつか妻と一緒に買物に出かけることができる日が来る...
histoire

あげくの果てのカノン 5

不倫SFという触れ込みがSFとしてはちょっと損している気もする。SFとしてみた場合、満足できたのかというと少しばかり消化不良で、結局この異星生物は何だったのかという部分に関しては説明されないまま終わってしまう。さらに陰謀めいたことも提示され...
C’est combien

菜時記 文月/戊戌

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。いつか妻と一緒に買物に出かけることができる日が来る...
Vie simple

孵化

我が家はそこそこ田舎なので、窓や扉を開けっ放しにしているわけではないが家のなかにいろいろな虫が入り込んでくる。だからといって慣れるわけでもなく、天井から10cmくらいのムカデがポトリと落ちてきたりするとびっくりする。これがヤスデならばまだ可...
histoire

シリアの秘密図書館

不幸なのは、彼の視野が狭いということだ。僕たちを見ること、ありのままの僕たちを受け入れるのを拒んでいる。まるで違う惑星に暮らしているみたいだ『戦地の図書館 海を越えた一億四千万冊』という本がある。第二次世界大戦においてナチス・ドイツは敵対す...
histoire

角の男 1

『兎が二匹』の作者、山うたの新作。今回は1巻とナンバリングされているのでどのくらい続くのかはわからない。いつの時代かはわからない。中国風の文化の世界。この世界には二つの種族がいて、一つは僕たちと同じ人間。もう一つは頭に二つの角を持った人間。...
C’est combien

菜時記 水無月/辛卯

妻が統合失調症を発症し、入院し、そして退院後、一年半程は僕と一緒であればなんとか買い物に出かけることができた。しかし次第に、人目が気になりはじめ、買い物に出かけることが困難になってしまった。だからそれ以降は僕が日用雑貨を含め一週間分の食料を...
Vie simple

来月の気になる本

竹書房『竜のグリオールに絵を描いた男』ルーシャス・シェパード文春文庫『錆びた滑車』若竹七海文春文庫『片桐大三郎とXYZの悲劇』倉知淳新潮文庫『その姿の消し方』堀江敏幸東京創元社『トリフィド時代【新訳版】』ジョン・ウィンダム東京創元社『世界推...
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