histoire

鉄腕アダム 4

2巻が出たっきりしばらく続きがでなくって、かといって連載をこまめに追いかけているわけではないのであまりきにしなくなっていたら、いきなり3巻と4巻が同時に出て、そして完結した。情報で構成されている蝶と呼ばれる謎の生命体の攻撃を受ける未来の地球...
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青野くんに触りたいから死にたい

同級生の男の子、青葉君を好きになってしまった主人公。思い焦がれる勢いに任せて告白したところ、相手も好意を持ってくれて付き合うことになる。しかし付き合い始めて二週間後、彼氏は交通事故で亡くなってしまう。そして、失意に悲しむ彼女の前に幽霊となっ...
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そしてボクは外道マンになる 1

僕が週刊少年ジャンプを読むようになったときにはすでに『ドーベルマン刑事』は連載中で最初から読んでいたわけではなかったが、毎週読んでいた。特別好きな漫画ではなかったが、漫画雑誌の場合、掲載されている漫画は全て読んでいたので『ドーベルマン刑事』...
C’est combien

菜時記 卯月/辛巳

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。今の状況から劇的に改善されるということなど望むべく...
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AIの遺伝子 8

残り一巻で今までの伏線の部分が全て解決できるのだろうかと危ぶんでいたけれども、ようするに第一部完で連載の方は副題を付けてその後の物語を描くようだ。ということで一巻から時々描かれていた主人公にまつわる過去の話につらなった、コピーされた母親の人...
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一九八四年

権力とは人間の精神をずたずたにし、その後で改めて、こちらの思うがままの形に作り直すことなのだ。古典ディストピアSFというと、エヴゲーニイ・ザミャーチンの『われら』、オルダス・ハクスリーの『すばらしい新世界』、そしてジョージ・オーウェルの『一...
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折りたたみ北京

中国SFアンソロジーだけれども中国語からの翻訳ではなく、アメリカの作家ケン・リュウが英語に翻訳したアンソロジーを翻訳したものだから久しぶりの重訳だろうか。SFマガジンではごくたまに中国SFが翻訳されることはあるけれども、一冊の本として出ると...
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やわらかな鋭角 1

十数年前に起こったとあるビル火災事故の生存者だった少女が今現在、新興宗教の御神体として扱われているという噂を聞いた主人公は、その真相を探るためにその新興宗教について調べていく。主人公は雑誌記者で、その新興宗教に特ダネの匂いを嗅ぎつける。のだ...
C’est combien

菜時記 卯月/甲戌

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。今の状況から劇的に改善されるということなど望むべく...
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海峡を渡る幽霊

見知らぬ作家なのだけれども、なんとなくだが、桜木紫乃と同じような雰囲気の話を描く人なのではないだろうかと思った。そんなわけで買ってみたのだが、驚いたのは見知らぬ作家ではなく、かつて一度読んだことのある作家だったことだ。早川書房の異色作家短編...
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