histoire

ネバーホーム

アメリカが南北に別れて戦争をしていた時代。戦うのは男たちばかりだったはずなのだが、男に扮して戦った女性もいたらしい。にわかには信じがたいことなのだが、数百人から数千人近い女性が男として偽って、戦っていたのである。この本の主人公もその一人で、...
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虚ろなる十月の夜に

まさか、ロジャー・ゼラズニイの未訳の小説が翻訳されるとは思わなかった。ロジャー・ゼラズニイの翻訳がされなくなって久しいし、ロジャー・ゼラズニイが亡くなっても久しい。翻訳されたもののうち数冊は復刊したことがあるがそれっきりで、何で読んだのか忘...
C’est combien

菜時記 如月/辛未

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。配偶者が統合失調症というケースというのはあまり多く...
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アヴァルト 6

電子書籍で1巻と2巻が無料になっていたので試しに読んでみたら思いのほか面白く、そのままいっきに5巻まで読み終えて続きを楽しみにしていたら6巻がでたのだが、なんとこの巻で完結。あれだけの伏線と設定のかたまりを残りの1冊でまとめ上げることができ...
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アヴァルト

まったくノーマークの作品だった。表紙の絵から見て、たんなるファンタジーものだと思っていたのだが、電子書籍で1巻と2巻が無料だったので、とりあえず1巻だけダウンロードしてみて読んでみた。つまらなければその時点で読むのを止めればいいやと気軽に考...
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ファイヤパンチ 5

五巻目まで来たけれども、いったい何なんだこの漫画、という感情が湧く。寒冷化が進み、文明が崩壊した未来の地球。祝福と呼ばれる特殊能力を持つ人間が時折生まれるこの世界。主人公は不老不死の能力を持って生まれた。手を切り落としても、首を切り落として...
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さよならフットボール

『四月は君の嘘』の新川直司の新作が『さよならフットボール』と関係しているということを知り、新作を読む前にこちらの方を読むことにした。サッカーは興味が無いので今ひとつ食指が動かなかったのだが、こちらは2巻で完結しているので安心して読むことがで...
C’est combien

菜時記 如月/甲子

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。配偶者が統合失調症というケースというのはあまり多く...
histoire

どこか遠くの話をしよう

久々に須藤真澄の漫画を読む。この前に読んだのは『グッディ』だから、約3年ぶりだ。絵柄に関しては以前より整った感じになったかなというぐらいで、相変わらず線をツーテンツーテンと、-・-・-こんな感じで描いていて、これがないと須藤真澄の絵とはいえ...
Vie simple

ミニチュアの世界

食料品を買い出しに行っていると気がつくのだが、いろいろなものが小さくなったり量が減ってきたりしている。数年ぶりに買ったカントリーマアムの一個あたりの大きさにも驚いたのだが、若い頃に食べたカントリーマアムの大きさと比べるとミニチュアサイズか、...
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