histoire

彼方のアストラ 5

最近は最終巻だけ分厚いという漫画が増えてきた。それだったらもう一巻分出すことができるくらいまで話を続けてくれればいいのにと思うこともあるのだが、その一方で、ページ数が増えた分それだけの満足感を得ることができるという点もあるので、途中で打ち切...
C’est combien

菜時記 弥生/壬辰

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。昔は時々、老後はこういうことをしたいということを妻...
漫画

『わたしのカイロス』

主人公はいわれなき罪によって咎人として「剣闘刑」を科せられた少女。「剣闘刑」とは咎人同士、あるいはそれ以外の生物との戦いを強いられる刑罰で負ければその時点で死ぬこととなる。逆にいえば勝ち続ければ生き続けることができるのだが、主人公はごく普通...
histoire

読まずに死ねるか

「SFが読みたい!」は出た当初から書い続けているのだが、ここ数年はあまりSFを読んでいないせいかちょっとハードルが高いというかいや、本来の意味で敷居が高い感じがして読むのが少し辛い。ベストSFが20位くらいまで掲載されているのに対して読んだ...
Vie simple

来月の気になる本

河出文庫『迷蝶の島』泡坂妻夫河出文庫『長く暗い魂のティータイム』ダグラス・アダムス潮文庫『あの世とこの世を季節はめぐる』沢村鐵講談社文庫『涙香迷宮』竹本健治ちくま学芸文庫『ホームズと推理小説の時代』中尾真理創元推理文庫『動く標的〔新訳版〕』...
histoire

架空論文投稿計画

世の中にはいろいろな本があるのだが、実際には存在しない本の序文だけを集めた本とか、存在しない本についての書評を集めた本とか、存在しない物に関して集めた本とか、そういった存在しないをテーマにした本がある。そもそも物語からして存在しないことにつ...
histoire

猫は宇宙で丸くなる

SFというジャンルほど猫が登場する短編を集めたアンソロジーを編みたがるジャンルはないんじゃないのかという気もしてくる。実際はそんなに出ているわけじゃないけれども、他のジャンルに比べると多い気もする。この本は、地上編と宇宙編と大きく二つに分か...
C’est combien

菜時記 如月/乙酉

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。配偶者が統合失調症というケースというのはあまり多く...
histoire

冒険エレキテ島 2

新作が描かれることを期待されながらもなかなか新作が描かれることのない漫画家というと、江口寿史や冨樫義博、大友克洋などがいるが、鶴田謙二もその中のひとりだ。イラストレーターとしての活躍のほうが多くなっているという点では鶴田謙二は江口寿史と同じ...
histoire

ブルー・ヘブン

アイダホ州の北部にある田舎町は犯罪とは無縁の町でもあった。というのもどういう理由かは定かではないのだが引退した警官が数多く住んでいる町だったからだ。しかし、そこに住む12歳の少女とその弟が森の奥で殺人事件を見てしまったことから物語は始まる。...
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