histoire

よろこびのうた

前々から気になってはいたのだけれども、なかなか読む勇気が出せない漫画だった。田舎町の、今は使われなくなった火葬場から老夫婦の焼死体がみつかる。妻の方は認知症と糖尿病を患っており、車椅子が欠かせない状態。そしてその妻を夫が介護をしていた。介護...
C’est combien

菜時記 長月/丁酉

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。精神障害を持つ人と共に生きるということは、僕の場合...
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字が汚い!

タイトルからしてもう、買って読まなければいけないという本である。というもの僕自身も字が汚い。そして下手である。しかしその一方で、自分でいうのもなんなのだが、絵はうまい。絵はうまいのに字は下手で、そのことを指摘されたことは何度もある。しかし、...
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ギャラリーフェイク 33

2005年に美術版ブラック・ジャックとも言える細野不二彦の『ギャラリーフェイク』が完結して、その後、2012年の東日本大震災を題材として前後編の話を描いたことがあったけれども、まさか新刊が出るとは予想もしなかった。もちろん世の中には一度完結...
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マーチャンダイス 1

『水惑星年代記』のころは鶴田謙二と互換性のある絵柄だったけれども、そこから少しずつ変化をしていって、今度はバンド・デシネっぽい感じになった。バタ臭いというと聞こえは悪いけれども、カラー絵の色の塗り具合や使われている色など、器用に変化させるよ...
C’est combien

菜時記 葉月/庚寅

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。普通の夫婦であれば当たり前のようにできることでも僕...
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AIの遺伝子 6

安定しているのだが、その一方で、そこで終わってしまうのかという物足りなさもある。しかし、それはこの物語がAIを主軸とした、心とは何か、あるいは知能とは何かといったSF的な要素だけででみてしまった場合であって、もう一方の、問題を抱えた患者を助...
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ゴールデンゴールド 2

『刻刻』とは違い、今回はお祖母さんが嫌な意味で活躍する。自分の店をコンビニエンスストアに改装するというところまでは、まあいいが、今度は商店街の人たちを集めて、会費制の会員組織を作り、そして集めた会費を運用しこの島を発展させていくということま...
Vie simple

来月の気になる本

電子書籍端末としてKindleも買ったのだが、Amazonの場合、いやAmazon以外の電子書籍ストアでの定期的にセールを行っているのでたまたまタイミング的にセールが集中しただけなのかもしれないが、電子書籍での購書数が激増してしまった。さす...
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ヒメタク

主人公は元レースドライバーという経歴。そして夫は殺人事件を犯してしまい現在、拘置所にいる状態。しかし、離婚することなく二人の子供を抱えながら、これまた別名、ゴミ山タクシーと呼ばれる、札付きの運転手ばかりが集まっているタクシー会社で働くことと...
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