ホンの話

5巻以内で完結する傑作漫画99冊+α 最後

その一その二その三の続きです。『かっこいいスキヤキ』泉昌之一人の男が駅弁を食べるだけの話なのに、こんなにも面白いのは何故なんだろうか。泉昌之は久住昌之と泉晴紀による合作時のペンネームで、久住昌之は原作担当で後に谷口ジローと組んで『孤独のグル...
histoire

物語の中と現実との時間の差

売れなければ続きを出すことができないというのは商売としては当然のことだけれども、書籍の場合、特にシリーズ物の場合、物語半ばにて中断してしまうというのは読者としては残念で仕方がない。これが買ってもいない本であればまだしも、続きが楽しみで買って...
histoire

『バイクとユニコーン』ジョシュ

東宣出版の<はじめて出逢う世界のおはなし>シリーズの一冊。「おはなし」というレーベルについている言葉と表紙の雰囲気から、可愛らしい内容を想像するのだが、表紙をめくった見返りにある著者の写真をみると驚く。そこにいるのはマッチョな青年で、可愛ら...
C’est combien

菜時記 如月/丁卯

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。配偶者が統合失調症というケースというのはあまり多く...
le neuvième art

週刊 5巻以内で完結する傑作漫画99冊+α 99/99

記事タイトルにひかれて初めてこのページをご覧になった方は、こちらを最初に御覧ください。『漫画家超残酷物語 青春増補版』唐沢なをき最後は、こんなにも楽しませてくれる漫画を描いた作者のほうに目を向けてみよう。唐沢なをきの『漫画家超残酷物語 青春...
Vie simple

あと何回

夜中にふと目が覚める。隣で寝ている妻の手に触れる。温かい。ふと思った。いつの日か、冷たい手に触らなければいけない日が来るのだと。死は誰にでも平等で、だから、冷たい手に触れずに済むとすれば、それは僕が先に死んだ場合のことだ。冷たい手に触れたく...
histoire

不在を描く

詠坂雄二は名探偵の不在を描く。この本はゲームを題材としたミステリで、僕も昔はゲーム好きで、もちろん今でもゲームは好きなのだが、昔ほどゲームに費やす時間を取りたくないというせいもあって、今ではほとんどゲームはしていない。この本で扱われているゲ...
histoire

破門

黒川博行の直木賞受賞作。黒川博行ならばいつかは直木賞を取ってもおかしくはないと思っていたが、読み手としては直木賞を取ったから何か変わるというわけでもなく、安定した面白さは既に保証済みなので、あまり気にはしていなかった。しかし、直木賞を取るの...
C’est combien

菜時記 如月/庚申

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。配偶者が統合失調症というケースというのはあまり多く...
le neuvième art

週刊 5巻以内で完結する傑作漫画99冊+α 98/99

記事タイトルにひかれて初めてこのページをご覧になった方は、こちらを最初に御覧ください。『のらずにいられないっ!』寺田克也5巻以内で完結する漫画を選ぶ際に、出来る限りいろいろなジャンルの漫画を選ぶようにしてみたのだが、選ぶのが難しいジャンルが...
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