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『失われた地平線』ジェイムズ・ヒルトン

有名な作品なんだけれども恥ずかしながら今まで未読だった。冒険小説の部類に入るのかもしれないが、ユートピア小説でもあるし、うん、僕がこの本のことを知ったときは冒険小説という感じではなかったせいもある。とはいってもこの小説があったことでシャング...
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『わるいあね 1』三輪まこと

私はかつて、実の弟を誘拐したタイトルからして不穏な内容を予感させるタイトルだが、その内容のほうも冒頭からこの一文である。不幸な終わり方しかイメージできなくて、そもそもそんな後味の悪そうな漫画をわざわざ読む必要があるのかといえば、たまにその手...
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『ダンジョン飯 8』九井諒子

前巻の最後の一コマでの強烈な引きからどうなるかと楽しみにしていたら、予想外の大騒動というか、予想外の大爆笑となった。チェンジリングという現象をあくまでダンジョン飯の世界設定の中で、元の意味を壊さず再構築するという手際の良さはもう抜群の安定度...
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『一端の子』深山はな

第一話はちょっとすごいな。高校を舞台とした何気ない女子高生同士の友情の話であるかのように物語が進んでいくのだが、終盤での見開きいっぱいを使った一コマがこの第一話のすべてだ。それまでは主人公の行動のみで心情が描かれていないので、友情だと思わさ...
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『心臓』奥田亜紀子

過去と今をうまく結びつけているなあという感じだった。古くて懐かしさを感じるけれども同時に新しい。それは語られる物語がそうだというわけではなくって描かれているもの、描き方それらすべてを含んだうえでの感覚だ。心臓に欠陥があって余命宣告を受けてい...
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『STAR WARS ジャーニー・トゥ・最後のジェダイ ルーク・スカイウォーカーの都市伝説』ケン・リュウ

映画『スター・ウォーズ』シリーズも番外編とかいろいろと作られたりしたけれども、ルーカスによって予告されていた9作目が完成して本編も完結した。といってもまだ最終作は観ていないのだけれども、個人的には一番最初に公開されたエピソード4を観たときの...
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『サザンと彗星の少女』赤瀬由里子

ものすごく一直線のボーイミーツガールの物語だった。いやこういう良質な物語ならばたまに読むのはいいなあと思う。もっともボーイミーツガールといっても主人公は子どもじゃなくって青年だし主人公が出会うのも少女よりはちょっと年上だ。主人公が子どもじゃ...
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『大阪ハムレット』森下裕美

森下裕美の存在を知ったのはヤングジャンプで連載された『荒野のペンギン』からだが、実際はその前に少年ジャンプで『JUN』という漫画が連載されていて、その当時は毎週、少年ジャンプを買っていて読んでいたので知っていたはずなのだが、森下ひろみ名義だ...
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『ソフトウェア』ルーディ・ラッカー

しばらく積読のままにしていたスラデックの『ロデリック』を読み終えて、過去にはベイリーの『ロボットの魂』と『光のロボット』も読んでいたとなると、三大ロボット長編SFの残りの一冊、ルーディ・ラッカーの『ソフトウェア』も読まないといけない。という...
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『悪魔岬』笹沢左保

地味ながら笹沢左保の復刊が続いている。笹沢左保がまだ存命で精力的に活躍中だった頃は僕はまだ笹沢左保が本格ミステリ作家という認識を持っていなかったので読むことはなかったのだが、その後、復刊がはじまったあたりから笹沢左保が本格ミステリ作家として...
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