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『独居老人スタイル』都築響一

子供のいない僕たち夫婦はどちらかが先に死ねば残ったほうは間違いなく独居老人になる。僕のほうが先に死んだ場合、おそらく妻にとってはいま以上に辛い人生になるだろうことを思うとおいそれと先には死ぬわけにはいかないなという思いでいっぱいで、そうなる...
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『ゴーストダンス』スーザン・プライス

前二作では現実の世界との接点はまったくなかったのだが、最終作ではイギリス人が登場する。彼は魔法使いだと偽り、自分は悪魔を召喚することがができ、そして悪魔から不老不死の妙薬である命の水の作り方を聞き出すことができると皇帝に取り入る。いかにファ...
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『ゴーストソング』スーザン・プライス

『ゴーストドラム』の続編である。といっても直接の繋がりはない。いや時系列的には『ゴーストドラム』よりも前の時代の話だ。時系列的に昔の話なのでこちらのほうを先に読んだほうがいいのかといえばそんなことはないのがこの話が二番目に書かれた理由だろう...
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『ゴーストドラム』スーザン・プライス

寡聞にして知らなかったんだけれども、児童もののダークファンタジーとして有名な作品だったらしい。らしいというのはすでに絶版になってしまって久しかったからで、児童向けの小説の場合、一度絶版になってしまうと復刊される機会がほぼなくなってしまうので...
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『バジーノイズ』むつき潤

4巻を読み終えたとき、ひょっとしたら次の巻で完結するんじゃないかと思ったら、予想があたった。たしかに、物語としてみた場合、4巻での主人公の陥った状況と主人公を取り巻く環境や人々の配置としてはそこから主人公がどのような結論を見出して、そして進...
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生きていても役に立たない

生きていても役に立たないからそういった人々を殺した犯人に死刑を求める行為は犯人と同じ論理に立っているのではないだろうか。相模原市の知的障害者施設で入所者19人を殺害した植松被告に対する検察側は死刑を求刑した。もちろん19人もの人を殺めたとい...
Vie simple

来月の気になる本

中公文庫『カンブリア 邪眼の章』河合莞爾中公文庫『愛のようだ』長嶋有創元推理文庫『湖の男』アーナルデュル・インドリダソン創元推理文庫『短編ミステリの二百年2』チャンドラー、アリンガム他早川書房『月の光 現代中国SFアンソロジー』ケン・リュウ...
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『死人狩り』笹沢左保

「おれたちはただ、人生模様と生活の表裏と、人間の縮図を見て来ただけなんだ。そして得られたのは、死を予期していない人間がいかに劇的な立場にいるかという知識にすぎない」運転手を含めて二十七人の人間が乗ったバスが崖から転落し二十七名全員が死亡する...
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『霧に溶ける』笹沢左保

『悪魔岬』に続いて笹沢左保のデビュー二作目『霧に溶ける』を読む。デビュー作の『招かれざる客』はまだ未読なのでそのうち読まないといけないなと思っているが、しかしこれほどまでに笹沢左保が本格ミステリ色の強い作品を書いていたとは知らなかった。『霧...
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『近所の最果て 澤江ポンプ短編集』澤江ポンプ

この本を読んで澤江ポンプには三回驚かされた。まず男性だったこと。これはひとえに僕のそそっかしさから来たものだが、澤江という名前から勝手に女性だと思っていたのだ。続いて新人だと思っていたらもう十年近く漫画を描いていたということ。これも僕のそそ...
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