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『度胸』ディック・フランシス

いきなり主人公の目の前で騎手仲間が拳銃自殺をする場面から始まる。優秀な騎手であったけれども精神的に追い込まれ、そして自殺してしまったのだ。主人公は騎手になって二年目。実力もまだない。そんな主人公の周りで、自殺や解雇等、騎手たちに対して不幸な...
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『極東事変 1』大上明久利

終戦直後の日本を舞台としたガンアクション。戦争中、731部隊は人体実験を繰り返して不死身の兵士の研究を行っていた。そして実戦投入には間に合わなかったもののその実験は成功し何人もの人間が不死身の肉体を得ていた。生き残りの731部隊はその技術で...
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『Iの悲劇』米澤穂信

『本と鍵の季節』のほうはまだ読んでもない、というか買ってもいないのだが先にこちらのほうを読んでしまった。もっともそれぞれ別々の作品なのでどちらを先に読もうが問題はない。タイトルからエラリー・クイーンを想像してしまうが、クイーンに関係する話で...
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『暗殺者グレイマン』マーク・グリーニー

どことなく、ロバート・ラドラムの『暗殺者』を彷彿させる内容だが、ラドラムの主人公、ジェイソン・ボーンは記憶喪失であり、読者も彼の正体が何者なのかわからないまま物語が進むのに対して、グレイマンことコート・ジェントリーの正体は最初からわかってい...
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『或るろくでなしの死』平山夢明

『暗くて静かでロックな娘』の解説で、同じ作者の『或るろくでなしの死』の中にSFに含めてもかまわない短編があると書かれていた。基本的に平山夢明はホラー系の作風の人なのだが、SFよりの作品も書いている。で、『或るろくでなしの死』は読んだのかと記...
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『ヤオチノ乱』泉仁優一

面白い題材だっただけにもったいないなあというのが読み終えての感想。中心となる物語としては全三巻でまとめきったけれども、二巻目以降が電子書籍のみになってしまったことから想像がつくようにあまり人気がでなかったんだろう。現代を舞台にいまでも続く忍...
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『テセウスの船10』東元俊哉

正直言えば前巻で主人公の他にもうひとり、未来から過去にやってきさせてしまったことで、果たしてこの物語はきれいに収束するのだろうかという不安があった。そもそも主人公自身にしてからになぜ過去に戻ることができたのかという説明はされない。ついつい比...
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『マイ・ブロークン・マリコ』平庫ワカ

webで無料公開されているのをひと目見て、おお、これはと興奮した。それは福山庸治を彷彿させる絵柄だったからだ。福山庸治が新作を発表しなくなって久しい。僕はいまでも福山庸治の新作を待ち望んでいるのだけれども、それもかなわない夢だ。そんなとき、...
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『サマータイムレンダ 8』田中靖規

前巻ではこちらからの攻撃を始めようとして、しかし敵側のほうが一枚上手で、やっぱり今回もダメじゃんとなったところで終わったけれども、その続きがどうなったのかといえばやっぱりダメで、強制的にリセットがかかってしまう。そして主人公の持つ能力がどん...
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『終焉』ハラルト・ギルバース

『ゲルマニア』からはじまった第二次世界大戦敗戦間近のベルリンを舞台とした物語もこの三作目でとうとうドイツの無条件降伏を迎える。前作、前々作は敗戦の色濃い状況とはいえど、舞台はベルリンでナチスのお膝元である。主人公は奥さんが純粋なアーリア人と...
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