ホンの話 one and only 木崎ひろすけ 少女・ネム木崎 ひろすけ著 / カリブ・マーレイ原作木崎ひろすけという漫画家をご存じでしょうか。2001年3月28日没、享年35歳。私がこの漫画家を知ったのは、いしかわじゅんの「漫画の時間」からでした。そしてその時にはまだ「GOD-GUN世... 2005.12.11 ホンの話
ホンの話 one and only あすなひろし 青い空を、白い雲がかけてったあすなひろし著あすなひろしという漫画家をご存じでしょうか。1941年1月20日生まれ、2001年3月22日逝去。かつて、少年チャンピオンが全盛を誇っていた時代がありました。その全盛期にあすなひろしは「青い空を白い... 2005.12.10 ホンの話
ホンの話 one and only 坂口尚 月光シャワー坂口尚著坂口尚という漫画家をご存じでしょうか。1946年5月5日生まれ、そして1995年12月22日、急性心不全により急逝。代表作を挙げるとしたら「石の花」や「あっかんべぇ一休」となるでしょうが、私にとっての坂口尚という漫画家は... 2005.12.09 ホンの話
ホンの話 One and Only わたしは「Only One」という言葉が嫌いだ。「Only One になろう」などという言葉を聞くとむしずが走ってくる。だれだって生まれた瞬間から「Only One」なのだから何を当たり前のことを言っているのだろうと言いたくもなる。さらに言... 2005.12.08 ホンの話
筑摩書房 使える!確率的思考 使える!確率的思考小島 寛之著「疑似科学と科学の哲学」で最後にベイズ主義が登場しました。疑似科学と科学の境目をベイズ理論で考えようとするのです。意外な結論である反面、ここでもベイズ理論か、という思いですよ。そんな中、「使える!確率的思考」な... 2005.12.07 筑摩書房
漫画 ヒストリエ なんとまあ「アクアリウムの夜」の稲生平太郎の新作が来年1月末に出る模様。なにやら新作を書き続けているらしいということは耳にしていたのだけれども、あの現実の境目からなにやら得体の知れない物が這いずり出してくるような不気味な話だった「アクアリウ... 2005.12.06 漫画
双葉文庫 人間動物園 人間動物園連城 三紀彦著読み始めて思ったのは、藤岡真の小説と似ていることでした。連城三紀彦ってこんな文章書く人だったのかと思ったのですが、振り返ってみるとこの人の本は「どこまでも殺されて」と「暗色コメディ」しか読んだことがありませんでしたの... 2005.12.05 双葉文庫
ホンの話 文章読本 後編 偶然、斎藤美奈子の「文章読本さん江」という本の存在を知りました。「日本語の作文技術」の評判を調べていくうちに見つけたので偶然でもないのですが…。少し前に同じ作者の本を読んでいたので、この本の存在を知っていてもおかしくはなかったのですが、興味... 2005.12.03 ホンの話
ホンの話 文章読本 前編 僕は人間に生まれ、いろいろの生き方をしたが、皆いろいろの生き方をし、皆てんでんにこの世を生きたものだ。自分がこの世に生きたことは、人によって実にいろいろだが、人間には実にいい人、面白い人、面白くない人がいる。人間にはいろいろの人がいる。その... 2005.12.02 ホンの話
国書刊行会 枯草熱 天の声スタニスワフ・レム著 / 深見 弾訳既にあちらこちらで言及されていますが、「枯草熱」は「かれくさねつ」とは読まずに「こそうねつ」と読むそうです。ずっと「かれくさねつ」と読んでましたよ。さらにはこの病気、「花粉症」のことだそうです。この... 2005.12.01 国書刊行会