ちくま文庫

つむじ風食堂の夜

つむじ風食堂の夜吉田 篤弘著クラフト・エヴィング商會の一人、吉田篤弘の手による物語。クラフト・エヴィング商會の世界が好きな人であれば、この本もきっと気に入ることでしょう。垂れ幕から腕だけ出して見せ物をする手品師。オレンジに電灯の光を反射させ...
ハヤカワ・ミステリ文庫

酔いどれ探偵街を行く

酔いどれ探偵街を行くカート・キャノン著 / 都筑 道夫訳うーむ、さすがに古さを感じさせてしまう文章です。「金銭登録機」なんて言葉が登場しますが、「レジスター」とルビが振られていなかったならば何のことだかわかりませんでしたよ。当時とすれば当た...
早川書房

13のショック

13のショックリチャード・マシスン著 / 吉田 誠一訳何ともいえない嫌な話ばかりでした。オチが決め手の話ではないので、読み始めて最初に思い浮かぶ嫌な結末向けてまっしぐらな話ばかりなのです。嫌な結末を迎えるに決まっている話を読み続けることほど...
創元推理文庫

グール

グール 上マイケル・スレイド著 / 大島 豊訳グール 下マイケル・スレイド著 / 大島 豊訳一応前作の続編なのですが、前作の主人公はおろかそれ以外の登場人物も登場しないので、続編と言うよりも番外編に近いような二作目「グール」。今回はイギリス...
ホンの話

来月の気になる本 2006/01

「エンドゲーム 常野物語」 恩田陸 集英社「戻り川心中」 連城三紀彦 光文社文庫「江戸川乱歩全集(28)探偵小説四十年(上)」 江戸川乱歩 光文社文庫「ライトノベル☆めった斬り!(2)」 大森望・三村美衣編 太田出版「サム・ホーソーンの事件...
ホンの話

one and only 木崎ひろすけ

少女・ネム木崎 ひろすけ著 / カリブ・マーレイ原作木崎ひろすけという漫画家をご存じでしょうか。2001年3月28日没、享年35歳。私がこの漫画家を知ったのは、いしかわじゅんの「漫画の時間」からでした。そしてその時にはまだ「GOD-GUN世...
ホンの話

one and only あすなひろし

青い空を、白い雲がかけてったあすなひろし著あすなひろしという漫画家をご存じでしょうか。1941年1月20日生まれ、2001年3月22日逝去。かつて、少年チャンピオンが全盛を誇っていた時代がありました。その全盛期にあすなひろしは「青い空を白い...
ホンの話

one and only 坂口尚

月光シャワー坂口尚著坂口尚という漫画家をご存じでしょうか。1946年5月5日生まれ、そして1995年12月22日、急性心不全により急逝。代表作を挙げるとしたら「石の花」や「あっかんべぇ一休」となるでしょうが、私にとっての坂口尚という漫画家は...
ホンの話

One and Only

わたしは「Only One」という言葉が嫌いだ。「Only One になろう」などという言葉を聞くとむしずが走ってくる。だれだって生まれた瞬間から「Only One」なのだから何を当たり前のことを言っているのだろうと言いたくもなる。さらに言...
筑摩書房

使える!確率的思考

使える!確率的思考小島 寛之著「疑似科学と科学の哲学」で最後にベイズ主義が登場しました。疑似科学と科学の境目をベイズ理論で考えようとするのです。意外な結論である反面、ここでもベイズ理論か、という思いですよ。そんな中、「使える!確率的思考」な...
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