新潮文庫

あのころの未来

あのころの未来最相葉月著なんだか新潮社の商売方法にうまく乗せられてしまったような気がする。この本を買ってしまったのは同時に星新一の本が2冊も出たせいで、この本単独で文庫化されていたとしたら買わなかった可能性が高い。で、読んでみると星新一論と...
角川文庫

まどろむベイビーキッス

まどろむベイビーキッス小川勝己〔著〕わざとやっているのだろうけど本格ミステリとしてみた場合に全てが中途半端。というよりもわざとひねくった使い方をしている。冒頭の見取り図も、犯人のアリバイ工作も、さらにはもう一人の主役が探偵らしき行動に出たか...
創元推理文庫

ヘッドハンター

ヘッドハンターというと一般的には人材を求める企業の依頼に応じて、ターゲットとした人材を引き抜く仕事をしている人のことを指しますが、このブログでそんな人の話をするわけありません。人材を引き抜くというよりも、ターゲットの頭だけ胴体からを引き抜い...
ハヤカワ文庫JA

鏡像の敵

鏡像の敵神林長平著「時間蝕」から4編中3編が収録されているので、未収録作品は3編しかありません。どうしてこのような形になったのか判りませんが、「時間蝕」を読んでいる人間からしてみるとコストパフォーマンスが悪いです。80年代に書かれた短編で、...
ハヤカワ文庫SF

マジックキングダムで落ちぶれて

ようやく「拷問者の影」を読み始めたのだけれども、イーガンの「ディアスポラ」も出てしまった。もちろんすぐに読めるわけではなくもちろん積読。早川も出版のタイミングを少し考えて出してくれればいいのにと思うのだが、これは贅沢な文句だ。さて。マジック...
小学館文庫

この胸いっぱいの愛を

伊坂幸太郎の「魔王」が10月下旬発売の予定となりましたが、「邪魅の雫」で勇み足をした講談社なのでちょっと信用できません。そういったことを抜きにしても今、伊坂幸太郎の本を猛烈に読みたいのかと言われるとそうでもないので、気長に待つことにします。...
ハヤカワ文庫SF

銀河のさすらいびと

銀河のさすらいびとキース・ローマー著 / 伊藤典夫訳五年早く生まれてくれば良かったと思うことがあります。いまでは絶版となり、読みたくても読むことができない本を読みたくなった時、そう思うのです。大抵は中学や高校のころであれば手に入った本で、当...
ハヤカワ文庫JA

老ヴォールの惑星

老ヴォールの惑星小川一水三ヶ月連続小川一水ということで二ヶ月目は『老ヴォールの惑星』、中編集です。一ヶ月目は「疾走!千マイル急行」なのですが、これは上巻なので、来月の下巻を待ってから感想でも書いてみたいと思います。で、「老ヴォールの惑星」。...
文春文庫

獣たちの庭園

獣たちの庭園ジェフリー・ディーヴァー著 / 土屋晃訳どんでん返し職人とまで書かれるようになったディーヴァーだけれども、「どんでん返し」の部分は抜きにして確かに職人だよなぁと思ってしまう。どんな題材でもそつなくこなしてしまうという意味での「職...
河出文庫

宇宙の果てのレストラン

宇宙の果てのレストランダグラス・アダムス著 / 安原和見訳相変わらずのドタバタ劇です。その場しのぎというか、思いついたままに話を進めているんじゃ無いかと思いきや、話の展開にしっかりと伏線が張られている点は素晴らしいです。前作と比べて深遠さも...
タイトルとURLをコピーしました