ホンの話

至福

国書刊行会から第Ⅱ期<未来の文学>の発表がありました。・ジーン・ウルフ『デス博士の島その他の物語』浅倉久志・伊藤典夫・柳下毅一郎訳・アルフレッド・ベスター『ゴーレム100』 渡辺佐智江訳・アンソロジー<未来の文学> Ⅰ『グラックの卵』 浅倉...
創元推理文庫

ランクマーの二剣士

ランクマーの二剣士浅倉 久志 / Leiber Fritz冒険の舞台は異世界ネーウォン。No When の綴りを逆から読んだことからも判るように何時知れぬ時代。今回の話は冒頭からいきなり面白い。この「ファファード&グレイ・マウザー」シリーズ...
角川文庫

14年前の夏の子供達

夏のこどもたち川島誠日本版「キャッチャー・イン・ザ・ライ」とかなんとか書かれているのだけれど、初期の読書体験時にSFとミステリに魂を捧げた人間としては、名作文学には縁が無かったというか、見向きもしなかったわけで、圧倒的にその方面の経験値が少...
本の雑誌社

都筑道夫少年小説コレクション 幽霊通信

都筑道夫少年小説コレクション(1)幽霊通信を読み終えました。ジュブナイル小説ではあるものの今の時代の子供達にでも通用するかどうかは疑問。ひらがなの多い文章も仕方ないとはいえ読みづらいものがあります。しかし、これはもう都筑道夫ファンのために出...
ハヤカワ文庫JA

サマー/タイム/トラベラー2

サマー/タイム/トラベラー 2新城カズマ鶴田謙二の表紙がいいねぇ。本文中で言及されるのだけれど、しっかりと「ゲイルズバーグの春を愛す」の表紙柄の浴衣になっているところが感動しました。はい、終わり。どうも私には合わない話でした。語り口が合わな...
ハヤカワ文庫JA

どーなつ

どーなつ北野勇作こんなに薄かったのだろうかと思ってしまった北野勇作の「どーなつ」。「あとがき」と「文庫の為のあとがき」と「解説」と表紙の絵を描いた西島大介の漫画まであるので、本文は実質270ページ弱。戦争があったらしいが、それが終わったのか...
villagebooks

弱気な死人

弱気な死人ドナルド・E.ウェストレイク著 / 越前敏弥 訳10年くらい前は ドナルド・E・ウェストレイクの本が翻訳されないという嘆きの声が聞こえて来ていたのだけれども、ここ最近はわりと順調に翻訳されているのでファンとしてはうれしい限りです。...
漫画

音の奏でる漫画

マドモアゼル・モーツァルト福山 庸治著「ピアノの森」の10巻がでました。とりあえず周辺の世界を固め終わって、ようやく本筋の部分に入り始めた感じです。小学生編と比べると、パワーダウンしてはいるものの(まぁこれは子供を描くほうがうまいというせい...
漫画

トランスルーセント 彼女は半透明

トランスルーセント 1これは良い作品です。正直言って、絵はあまりうまくないし、コマ割りなど技術的な部分でも未熟さが目立つのですが……「透明病」という病気が起こる世界、現実の世界と作品内の世界の違いはそれだけです。体が徐々に透明になるというだ...
漫画

長い道

長い道こうの史代夫は甲斐性なし、妻は脳天気。互いに好きあったわけではなく、親の勝手な約束で結婚してしまった二人の話。作者の言葉を引用するのならば、貴方の心の、現実の華やかな想い出の谷間に、偽物のおかしな恋が小さく居座りますようにこうの史代と...
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