光文社

こうして読む本がふえていく、その後

「キルケーの毒草」読み終えました。複数のお話が一つにまとまるかと思いきや、一緒にならずにそれぞれバラバラに同時進行して終わっています。いろいろなものを詰め込んだはいいものの、うまく混ざり合わさずに終わってしまった感じです。最初からそういうお...
講談社文庫

ヴァンパイヤー戦争を読むよ(2)

このブログを初めて一ヶ月が経ちました。最初は、3日に一回程度の更新でのんびりとやろうと思っていたのですが何をトチ狂ったのか、ほぼ毎日更新しています。そんな暇があるくらいならば積読本を減らす努力をしたほうがよいのですが…で、ふと思ったわけです...
調べる

一つのニュースから

朝飯を食べながらテレビを見ていると、作家の丹羽文雄が亡くなったというニュースが流れた。名前だけは知っているが、この人の本は読んだことがない。晩年はアルツハイマーをを患っていたとはいえ100歳だったそうだから長生きしたといえよう。で、作家で長...
ハヤカワ・ミステリ文庫

ウールリッチ、ふたたび

暗闇へのワルツ高橋 豊 / ウィリアム・アイリッシュいつもなら素通りしてしまう平台の上に置かれた一冊の本に目が留まりました。先日、「黒い天使」を読み終えたせいなのかもしれません。ウイリアム・アイリッシュは中学・高校の頃に夢中になったのですが...
ホンの話

調子に乗って積読が増える

「リンゴォ・キッドの休日」と「宇宙囚人船の反乱/異次元侵攻軍迫る!」と「バルーン・タウンの手毬唄」の発売が来月に延びたので、調子に乗って積読が増えてしまいました。「アリゾナ無宿」逢坂 剛「優しい煉獄」森岡 浩之「古道具中野商店」川上 弘美「...
東京創元社

「ギブソン」

「ギブソン」読了。このサイトも「ギブソン」で検索してくる人が結構いますが、「ゲッベルスの贈り物」がおもしろかった人なら、いいから読め。「ゲッベルスの贈り物」「六色金神殺人事件」と読んできた身であれば「ギブソン」もどういう傾向の話なのかは、だ...
雑文

AdobeとMacromedia

その昔、Futurewaveという会社がCelAnimatorというソフトを開発し、ベータ版としてウェブ上で発表しました。当時、ブラウザー上でアニメーションを行おうとするのであれば、アニメーションGIFを使うか、Macromedia社のDi...
ハヤカワ・ミステリ文庫

ウールリッチ

「黒い天使」コーネル・ウールリッチ夫が別の女のもとに走ろうとしていることに気づいたアルバータは、意を決して夫の浮気相手に会いに向かうが、浮気委相手は何者かに殺されていた。夫に容疑がかからぬよう、そばにあった住所録を持ち去るものの、夫は殺人容...
集英社文庫

気持ちよく騙されたい

「石の中の蜘蛛」読み終わりました。ごめん、ついていけませんでした。話に。事故の後遺症のせいで、聴覚が異常に鋭くなってしまった男が、音を頼りに失踪した女を探すってのがあらすじですが、誰かに依頼されて探そうとしているわけではなく、失踪した女が男...
東京創元社

れんげ野原のまんなかで

「れんげ野原のまんなかで」森谷明子田舎に住んでいるので、家の周りには昔から田んぼがあります。子供の頃、田んぼというのは稲のなる場所であると同時に、レンゲの花咲く場所でもありました。そんな光景が当たり前の世界だったので、レンゲ草は自然に生えて...
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