histoire

セツナフリック

少し未来の話。今は存在しない技術が実用化されたという設定のもとに描かれるSF短編集。最初の話は、運というものが数値化され、さらにスマホのアプリによってその運を使うことが可能になった社会の話である。たまに、身近な会話の中で、一生分の運を使い切...
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メタモルフォーゼの縁側 1

3年前に夫を亡くして以来、自宅で書道教室を開きながらも気ままな一人暮らしをしているお婆さん。ちょっと涼みに立ち寄った書店で書店員のおすすめと書かれたPOPをたよりに偶然手にとった漫画にハマってしまう。その漫画はBL物、ボーイズ・ラブ。男の子...
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テセウスの船 3

前巻で時折、真犯人のモノローグが描写されたのだが、依然として犯人が誰なのかということは明らかにされない。明らかにされないまま、主人公は刑事に怪しく思われ、一方で自分の父親からは信頼を得ているのだが、だからといって全てを告白できるわけでもない...
C’est combien

菜時記 水無月/甲申

妻が統合失調症を発症し、入院し、そして退院後、一年半程は僕と一緒であればなんとか買い物に出かけることができた。しかし次第に、人目が気になりはじめ、買い物に出かけることが困難になってしまった。だからそれ以降は僕が日用雑貨を含め一週間分の食料を...
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田中小実昌ベスト・エッセイ

将棋の加藤一二三元名人が引退してからテレビでタレントとして活躍している。引退する前からテレビのバラエティ番組に出ていて人気もあったのだが、定期的にこういうおもしろいおじさんが現れる。昭和の時代だと、田中小実昌なんかもこの系譜に連なるんじゃな...
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フリーランス、40歳の壁――自由業者は、どうして40歳から仕事が減るのか?

なかなか身につまされる題名である。僕自身もフリーランスなので、他人事ではない。とはいえども、すでに40歳は越えて50代なので、とりあえず40歳の壁は乗り越えている。その点ではまあ一安心といいたいところだが、40歳の壁というのはあくまで壁の一...
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静かな炎天

前作『さよならの手口』で13年ぶりに復活、いや帰ってきた葉村晶シリーズの新作が出た。今回は短編集なのだが、もともと葉村晶シリーズは短編から始まったので短編だからどうのこうのということはまったくない。若竹七海というとコージーミステリ、つまり殺...
C’est combien

菜時記 水無月/戊寅

妻が統合失調症を発症し、入院し、そして退院後、一年半程は僕と一緒であればなんとか買い物に出かけることができた。しかし次第に、人目が気になりはじめ、買い物に出かけることが困難になってしまった。だからそれ以降は僕が日用雑貨を含め一週間分の食料を...
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先生とわたしのお弁当 

ここしばらくはファンタジー寄りの物語を書いていた田代裕彦の新作。角川文庫から復刊した『平井骸惚此中ニ有リ』も全五巻全部復刊するかと思いきやあまり売れ行きが芳しくなかったようで一巻のみで終わってしまい悲しいものがあったが、それでも一年に一作ペ...
Vie simple

18禁

18禁というものがある。18歳未満は禁止というものだ。ということなので19歳ならばこの制限にはかからない。僕の知っている範囲において、この18禁の制限がかかるものは「見る」という行為においてだけだ。五感の中でいえば視覚にあたる。では他の感覚...
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