histoire

川沿いで未来からやってきたというネコに会ったけど、これといって特別感はなかった。

やたらと長いタイトルの本だ。しかし長いからといって過去最長の長いタイトルの本ではない。しりあがり寿が帯で絶賛しているが、絵柄はどことなくしりあがり寿っぽい部分もあり、花くまゆうさくっぽい雰囲気もあるがこの二人が持っている癖の強さはない。だか...
Vie simple

心地よい温度

外を歩くと、流れてくる空気の温度が心地よく感じられるようになってきた。日光を浴びている体の部分はまだ暑さを感じさせるのだが、その一方で流れてくる空気は少しひんやりとしている。日向ぼっこをしているような感じでもある。その一方で少しひんやりとす...
histoire

あげくの果てのカノン 1

宇宙から飛来した巨大なクラゲ状の生命体と交戦状態にある未来。主人公は喫茶店でアルバイトをしている女性。彼女には高校生のころにあこがれていた先輩がいた。その先輩は高校を卒業し、生命体から人類を守るために異星生物対策委員会の特殊部隊に入隊する。...
histoire

白暮のクロニクル 11

一巻から続いていた連続殺人事件、通称「羊殺し」の犯人および逮捕は前巻で行われ、実質的なクライマックスはこの最終巻ではなく前巻だったともいえるが、では犯人の正体がわかった後、単行本一冊を費やして何が語られるのであろうか、という期待に対して、そ...
C’est combien

菜時記 長月/甲辰

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。精神障害を持つ人と共に生きるということは、僕の場合...
新潮文庫

薬屋のタバサ

奇妙な味とよばれるタイプの物語がある。江戸川乱歩がミステリ小説の中で、それまでのミステリのサブジャンルのどれにも当てはまらないけれどもミステリというおおきな枠としてのジャンルの中の作品には違いない、というかミステリにしておきたいと思ったのだ...
histoire

薬屋のタバサ

奇妙な味とよばれるタイプの物語がある。江戸川乱歩がミステリ小説の中で、それまでのミステリのサブジャンルのどれにも当てはまらないけれどもミステリというおおきな枠としてのジャンルの中の作品には違いない、というかミステリにしておきたいと思ったのだ...
創元推理文庫

夜の夢見の川

小説を読むのは好きなのだが、結末がすっきりしない物語というのが苦手だ。なので、本格ミステリやSFといったジャンルの物語を読むことが多い。本格ミステリの場合は謎があるが、それは解かれるべき謎で、物語の最後には全てすっきりと割り切れる。SFの場...
histoire

夜の夢見の川

小説を読むのは好きなのだが、結末がすっきりしない物語というのが苦手だ。なので、本格ミステリやSFといったジャンルの物語を読むことが多い。本格ミステリの場合は謎があるが、それは解かれるべき謎で、物語の最後には全てすっきりと割り切れる。SFの場...
histoire

ともにがんばりましょう

これは面白いところを扱った物語だ。舞台は大阪の新聞社。新聞社を舞台とした物語となると、新聞記者が事件を調べるミステリ物かもしくは、新人記者を主人公にして新聞が出来るまでを描いたお仕事小説の類を想像するが、この物語はそんな手垢の付いたものを扱...
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