Vie simple

電子書籍端末

僕は電子書籍端末としてSony Readerを使っているけれども、残念なことにSonyはSony Readerの開発を止めてしまった。Sony Readerで読むことのできる電子書籍のフォーマットはいくつか種類があって、意外とkindleよ...
histoire

極東セレナーデ

フリースタイル社が小林信彦コレクションというシリーズを出し始めた。この本はその第一弾である。小林信彦というと僕の場合は『地獄の読書録』が最初の出会いで、だから小説家としてではなく評論家もしくはエッセイストとしてのイメージが強い。その後『紳士...
histoire

トラウマ日曜洋画劇場

どういうわけなのかわからないけれどもAmazonのおすすめリストの中にこの本が入っていた。怖いものというのは苦手なのだが、トラウマになりそうな話というのは嫌いではない。というのも、トラウマになりそうな話を聞いて実際にトラウマになることがある...
histoire

AIの遺伝子 4巻

人間並みのAIが実現し、さらには人間並みの人工的な肉体も実現した未来。人間の能力を遥かに超えるものは感情を持たないAIとし、人間と同等の能力のAIは感情を持ちそして肉体も持つ。そして彼らをヒューマノイドを呼び、人間と共存した生活を送っている...
C’est combien

菜時記 皐月/戊戌

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。妻はときおりこんなことを言う。「私のような人間と結...
Vie simple

何かが送られ、誰かが受け取る

Amazonのマーケットプレイスで詐欺ショップに引っかかってしまった。自分の買い物ではなく妻がほしいと言っていたものの買い物だったせいもあるがショップの評価も見ずに安いというだけで注文してしまったのだ。もちろんその時点では気づくはずもなく、...
histoire

たましい

高山和雅の新作が出た。惑いの時代を生かされているわたしたち日本人の根底にふれる〝たましい〟の物語ということで、前作『天国の魚』のようなSFではないうえに、長編ではなく短編だ。高山和雅が日本人のたましいをどのように描くのかというのは気になるの...
histoire

ゲルマニア

物語の世界にはバディ物とよばれるジャンルがある。僕の好きなジャンルの物語の一つだ。対象的な主人公二人がコンビを組んで難題に挑むという形式の物語のことを指す。最初のうちはお互いに性格が合わず、いがみあったり、喧嘩したりするのだが、物語が進むに...
C’est combien

菜時記 皐月/己丑

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。妻はときおりこんなことを言う。「私のような人間と結...
histoire

宇宙探偵マグナス・リドルフ

国書刊行会のことなので、刊行予定としては上がっていてもしばらくは出ることはないだろうと思っていた<ジャック・ヴァンス・トレジャリー>シリーズの予定されていた一冊目が比較的あっさりと出た。僕はジャック・ヴァンスのファンなので有無をいわさず買っ...
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