histoire

恋は雨上がりのように

主人公は17歳の女子高生。陸上選手だったが足を怪我してしまい、それ以上走ることを諦めその代わりにファミレスでバイトを始める。そんな彼女には秘密が一つあった。それはバイト先の店長に恋をしていることだった。しかし、バイト先の店長はうだつのあがら...
histoire

バイオレンスアクション 1巻

女子高生の殺し屋の話。設定そのものはそれほど目新しいものではないのだが、一読して驚く。タイトルに偽りなしのバイオレンス作品であり、それでいて血みどろというわけでもなく、非常に乾いた世界なのだ。あまりにも淡々と人は殺され、あるいは壊されていく...
histoire

淋しいのはアンタだけじゃない 2巻

いつの間にか2巻が出ていた。聴覚障害を扱った漫画である。聴覚障害者に対しての取材はもちろん、聴覚障害を扱う医学にも取材をし、さらには著者自身も手話を学ぼうとしている。フィクションではなくノンフィクションという体裁をとっているせいもあるのだが...
C’est combien

菜時記 水無月/己未

妻が統合失調症を発症し、入院し、そして退院後、一年半程は僕と一緒であればなんとか買い物に出かけることができた。しかし次第に、人目が気になりはじめ、買い物に出かけることが困難になってしまった。だからそれ以降は僕が日用雑貨を含め一週間分の食料を...
Vie simple

失ってしまった気持ちと出会う

書店で本を買い、レジで精算していたら店員さんがいきなり「あ、自分の誕生日だ」と言った。レジの金額を見ると629円、どうやら6月29日がこの店員さんの誕生日らしいのだが、可愛い女の子がそう言ったのであれば、そこから話に花でも咲かせようという気...
histoire

オールドマン

台湾の漫画家、常勝の作品。日本では日本語に翻訳されたものは電子書籍しかなく、さらには今のところamazonでは扱っていないようだ。amazonでしか扱っていない電子書籍はそれほど珍しくはないが、その逆は珍しい。というわけで、ネットを検索して...
Vie simple

薬剤師は消えていくか

人工知能が社会に進出して、無くなる職業というのが年に一回くらい話題になる。僕はそういう人を不安にさせる技術の進歩に対しては否定する側なのであまり注意を払って見るということはしないのだが、たまたまその中に、薬剤師が入っているのを知った。もっと...
Vie simple

来月の気になる本

文春文庫『トオリヌケ キンシ』加納朋子文春文庫『K体掌説』九星鳴創元SF文庫『時間線をのぼろう』ロバート・シルヴァーバーグ創元推理文庫『ほうかご探偵隊』倉知淳創元SF文庫『行き先は特異点 年刊日本SF傑作選2017年版』大森望・日下三蔵編講...
C’est combien

菜時記 皐月/壬子

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。妻はときおりこんなことを言う。「私のような人間と結...
ホンの話

始まりと終わり

天久聖一の『書き出し小説』は古今東西の物語の書き出しの一行だけを集めた本である。というのは嘘だ。この本に集められたのはこの世に存在しない、ひょっとしたら存在するのかもしれないが、一般的には陽の目を見ることのない架空の物語の書き出しの一行であ...
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