Vie simple

来月の気になる本

角川文庫『新八犬伝 転』石山 透角川文庫『新八犬伝 結』石山 透角川文庫『黙示録』池上永一河出文庫『蟇屋敷の殺人』甲賀三郎講談社文庫『だれの息子でもない』神林長平講談社文芸文庫『春の華客/旅恋い 山川方夫名作選』山川方夫講談社タイガ『こども...
C’est combien

菜時記 卯月/甲申

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。今の状況から劇的に改善されるということなど望むべく...
histoire

犯罪

世間では評判だったけれども、我が家の収納スペースのことを思うと文庫化されたら読んでみようと思っていたので読まずにいたけれども、ここに来て電子書籍化されたことで懸念事項が無くなったのでさっそく読んでみた。作者が刑事弁護人で、自らが遭遇した事件...
histoire

うちのクラスの女子がヤバい 2

前巻で少しだけ登場した、無用力を有効利用しようとする謎の組織の存在があきらかになり、その組織の正体も判明する。その一方で、自分自身でもコントロールすることのできない無用力をコントロールすることの出来る機械が、登場人物たちが通う学校の倉庫から...
histoire

魅惑のビーム

本の感想のようなものをブログに書いていると時々、そのことに関してコメントを頂き、そして別の本をおすすめされることがある。とっつきにくい文体で記事を書いているのでそもそもコメントを貰うことというのが少ないのだが、そういうとっつきにくいブログに...
histoire

鬱ごはん

この世にグルメ漫画とよばれる漫画は数えきれないほどある。自分で料理をする漫画から、食べるだけの漫画、なかには食べずに頭のなかで想像するだけという漫画もある。食材もバラエティ豊かで、古今東西ありとあらゆる食べ物がグルメ漫画の中で描かれてきた。...
C’est combien

菜時記 卯月/丁丑

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。今の状況から劇的に改善されるということなど望むべく...
histoire

もう一つの人生を生きる

書店の新刊コーナーの平台に表紙を上に向けて置かれているのを見て、これは面白い小説なんじゃないかと久しぶりにピンときた。もちろん外れることもあるけれども、外れてもいいかと思わせる表紙でもある。もちろん初めて読む作家で、どんな話を書いているのか...
histoire

藍の時代

単行本は買わなかったけれども、週間少年ジャンプに連載していた時には毎週楽しませてもらった車田漫画。必殺パンチを食らった相手は必ず顔面から落ちるといったツッコミをいれたりしながらもなんだかんだいって『リングにかけろ』には楽しませてもらった。『...
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興奮

僕が中学・高校生だったころガイドブックとしてバイブルに近かった石川喬司の『SF・ミステリおもろ大百科』の中で、筆者が競馬好きだったせいもあって一章を割いて紹介されていた競馬ミステリがある。その中でディック・フランシスの最高傑作として紹介され...
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