Vie simple

書けなかったコメント

僕と同じように奥さんが統合失調症になってしまった旦那さんのブログでこんなことが書かれていたもうこれ以上、病状が良好になることがないような気がする。自分もそう思うことがあるので、コメントを残そうと思ったのだが、うまく自分の想いを伝えられそうな...
C’est combien

菜時記 弥生/壬寅

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。昔は時々、老後はこういうことをしたいということを妻...
histoire

SAD GiRL

高浜寛という作家の存在を知ったのは『蝶のみちゆき』からで、それ以前の作品はまだ読んでいないものが多い。そういった乏しい読書履歴の範囲内の中でいえば、高浜寛という作家は重苦しい題材を扱いながらも作風は重苦しくなく美しく仕上げる作家だと思ってい...
histoire

ラストレター

さだまさしの『はかぼんさん―空蝉風土記』を読んだ時は衝撃的だった。さだまさしが唄だけではなく語もうまいのは知っていたがそれはあくまでエッセイ的な部分においてだと思っていた。しかし、語りがうまいということはそういう限定的なうまさということでは...
Vie simple

嵐が去るまで

夫婦というものは苦楽を共にするという。いうなれば一心同体というもので、多分、長い年月をかけてお互いに相手を自分と同化していくものなのだろう。妻が統合失調症になるまではそんな風に思っていた。苦しんでいる妻に対して楽しいことを共にするのであれば...
Vie simple

昭和40年男

『昭和40年男』という雑誌がある。はじめてこの雑誌を見たときにはおもしろいアプローチだなあと思うのと、次は『昭和40年女』とか『昭和41年男』とかを出していくのかなあと思った。が、そんな僕の予想に反してこの雑誌は特集する内容を変えるも、ひた...
C’est combien

菜時記 弥生/乙未

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。昔は時々、老後はこういうことをしたいということを妻...
histoire

レイリ

『ヒストリエ』を連載中の岩明均がアシスタントをと使わず、自分ひとりですべてを描いているということは少し前に知った。どおりで休載が多くなかなか話がすすまないものだと納得がいったのだが、その理由に納得したからといって、続きを気長に待つことが出来...
histoire

あなろぐのおもしろさ

川三番地の『あしたのジョーに憧れて』が面白い。ちばてつやのアシスタントをしたことのある漫画家、川三番地がアシスタント時代のことを振り返った話なのだが、ちばてつやの語られることのなかったエピソードを語るという側面だけでなく、漫画の技術的な解説...
Vie simple

虚無

職場の同僚と飲む機会があった。会話の中で、子供の教育費の話題があがった。僕たち夫婦には子供がいないので、話に参加できるわけでもなく、ただその会話を聞いていただけなのだが、子供がいればいたでいろいろと大変だなあと思うだけでもあった。運悪く子供...
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