histoire 『BEASTARS 18』板垣巴留 少しづつ世界の幅を広げている『BEASTARS』の世界だけれども、一方でそんなに広げまくって破綻してしまうんじゃないかという不安もあったりする。今回はなんとこの世界の歴史までその世界を広げていって、ひょっとするとSFになるんじゃないかと思っ... 2020.07.09 histoire
histoire 『イエスタデイをうたって afterword』冬目 景 漫画はもっぱら単行本派で雑誌で読むことはしないので『イエスタデイをうたって』の短編が描かれていたことすら知らなかった。連載そのものはすでに終わって、物語としては完結しているので、そこから短編を描くとなると前日談あるいはスピンオフ、ひょっとし... 2020.07.08 histoire
histoire 『囚人船』桑田次郎 いまさら桑田次郎か、と思うひとも、というか桑田次郎って誰、と思うひとのほうが多いかもしれないけれど、電子書籍化されていたので読むことにした。というのも表題作の「囚人船」は傑作だという話を聞いていたからだ。この本に収録されているのは「囚人船」... 2020.07.07 histoire
histoire 『中野ブギウギ 1』研そうげん 内藤泰弘がオビで推薦文を書いていたからというわけではなく、それ以前にWEBで知って面白そうだなと思っていたので早速買った。内藤泰弘というと「トライガン」の1巻のオビでたがみよしひさが推薦文を書いていたことを思い出す。書店で平積みになっていた... 2020.07.06 histoire
histoire 『破壊せよ、と笑いは言った 現代マンガ選集』斎藤 宣彦編 現代マンガ選集の二冊目はギャグ漫画……なはずなんだけれども、自分の感性が衰えたのか収録されたどの漫画を読んでも面白いとは感じられなかった。いや、興味深いという点では面白いのだが笑うことができたかというと笑えなかったという意味だ。まあさすがに... 2020.07.03 histoire
histoire 『現代マンガ選集 表現の冒険』中条 省平編 ちくま文庫が現代マンガ選集ということで文庫で漫画の選集を出してきたとなるともう買うしかない。初っ端は中条省平による表現の冒険をテーマにしたアンソロジーだ。そもそも表現の冒険とはなんなんだろうか。まあそこは実際にこの本を読んで見ればわかること... 2020.07.02 histoire
histoire 『バーナード嬢曰く。5』施川ユウキ 話の合間に作者の解説めいたものが挟み込まれるのだが、驚いたのはこの漫画の1巻が出たのが9年前だということだ。もちろん作者も驚いていたのだが。9年かけて5巻という冊数が多いのか少ないのかといえば少ない部類になるのだろうけれども一貫した物語があ... 2020.07.01 histoire
histoire 『猫が西向きゃ 2』漆原 友紀 フローと呼ばれる謎の現象が起こる世界。それ以外は今現在の僕たちの世界とまったく同じだ。しかしこのフローと呼ばれる現象がなんなのかというと少し説明しづらい。基本的には人あるいは何かの思念の影響を受けて物理的な空間が変化してしまう現象で、それは... 2020.06.30 histoire
histoire 『人工知能の核心』羽生 善治 将棋の羽生善治が人工知能に関してNHKの番組でかかわったものを書籍化したもの。人工知能に関してはブームなのでたくさんの本が出ているが、個人的にはもう食傷気味である。というのも昔からSF小説が好きで、人工知能はSF小説の中で様々な形で登場し、... 2020.06.29 histoire
histoire 『鬼の又鬼のアモ 2』多田乃 伸明 作中の年月に関していえば一巻から少し時間が経過している。ということで主人公アモは神にさらわれてしまった幼なじみのマンザの行方を追いながら旅をしている。ゆく先々で神々の獣を狩ることから鬼の又鬼と呼ばれるようになっていた。もともと狩猟の腕前は優... 2020.06.26 histoire