漫画

18年後の再会

ワルキューレの降誕 1富士 宏1986年の8月に「ワルキューレの冒険」というファミコン用のソフトが発売されました。「スカイキッド」、「バベルの塔」と同じく3980円シリーズの一つでもあり、ナムコ初のRPGゲームでもありました。RPGとはいえ...
ハヤカワ文庫SF

「タフの方舟2 天の果実」

タフの方舟 2酒井 昭伸 / Martin George R.R.一巻目が三話しかなくてもバラエティ豊かな内容だったに比べて、二巻目は四話あっても基本的に同じパターンの話なので一巻目に比べると、インパクトが落ちてしまうのは仕方がありません。...
講談社文庫

名探偵がいっぱい

狐闇北森 鴻冬狐堂シリーズ第二弾。とはいっても、前作のような話ではないし、前作との関連性もまったくない。どちらかというと外伝的な趣がある。なにしろ、蓮丈那智シリーズからは蓮丈那智その助手。孔雀狂想曲から雅蘭堂、そして直接事件との関わり合いは...
創元SF文庫

キャプテン・フューチャーを読むよ(2)

宇宙囚人船の反乱野田 昌宏 / Hamilton Edmond / 〔ジョゼフ・サマクスン著〕東京創元社のキャプテン・フューチャー全集は発表順に2作ずつ1巻にまとめて出版されているのだけれど、今までの巻はまとめられた2作がそれなりに良い組み...
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厚い文庫、薄い文庫 その3

厚い文庫、薄い文庫と厚い文庫、薄い文庫 その2なんてことを書いてしまったため、もうこれ以上の発見はないだろうと思いつつも、書店で薄い文庫を見つけると手にとってページ数を調べてしまう癖がついてしまいました。で、今日も今日とて新刊を求めて書店に...
祥伝社

扉は閉ざされたまま

扉は閉ざされたまま石持 浅海犯人が殺人を犯すところから始まり、読者は犯人が誰なのか判っている状態で話が進む、倒叙式ミステリ。相変わらずこの作者は、警察が事件に介入できない状況を巧妙な手段で構築しています。今回は、事件そのものが起こったのかど...
ホンの話

来月の気になる本 2005/7

早くも来月の情報です。角田光代「空中庭園」文春文庫ポール・J・マコーリイ「4000億の星の群れ」ハヤカワ文庫森岡浩之「星界の断章I」ハヤカワ文庫仁木稔「スピードグラファー1」ハヤカワ文庫新城カズマ「サマー/タイム/トラベラー2」ハヤカワ文庫...
講談社

あの頃アニメが好きでした

テレビアニメ魂山崎 敬之著制作者側から見たアニメの裏話です。アニメの裏話といっても、「巨人の星」や「アタックNo1」といった時代の話ですから、興味のない人にとっては全く興味のない話かもしれません。かくいう私も「巨人の星」をリアルタイムで見て...
雑文

サはサンリオのサ

昔々、キティちゃんで有名なサンリオがサンリオSF文庫というものを出版していたことがありました。1978年のことです。当時、まぁ今もですが、SF小説をレーベルとして出版している会社というと早川書房と東京創元社の二つだけで、そもそもSF小説って...
ホンの話

新・終わりなき物語

題名に「続」と付けたら、その続きは「新」と付けなければいけません。今でこそ、長すぎる物語は敬遠してしまう軟弱な本読みですが、昔は短編など見向きもせず、長編しか読まない本読みでした。「SF・ミステリ おもろ大百科」という本の中だったと思います...
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