histoire

巨神計画

突然ポッカリと空いた穴の奥底に巨大なロボットの手の部分が見つかる。どうやらこのロボットは幾つかのパーツに分解され地球上に点在しているらしい。いち早くその存在を見つけたアメリカ合衆国は、ひそかにこのロボットのパーツを探索し回収しようとする。そ...
histoire

ロッタレイン

松本剛の作品は読んだことがなかったが、今回の作品『ロッタレイン』はちょっと気になっていた。電子書籍で本を読むようになってから、収納場所の悩みが無くなってしまったので買う本の量が増えた。しかし読むスピードも増えたわけではないので必然的に読んで...
C’est combien

菜時記 師走/己巳

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。大きな幸せは望めないし、見つけることも半ばあきらめ...
histoire

怒り

北欧ミステリはもう嫌になるほど翻訳されているが、それ以外の英語圏外の国のミステリとなるとあまり翻訳されていない。ポーランドの作家というと真っ先に思い浮かぶのはスタニスワフ・レムで、世界でも有名な作家だけあって日本でもかなりの本が翻訳されてい...
histoire

人形は指をさす

あるアパートの一室で天上からつるされた一体の遺体が見つかる。その遺体は6人の体から切り取られた人体で構成されていた。つまり、頭、両手、胴体、両足のそれぞれが異なる人の体の一部なのだ。そして吊るされた遺体の腕はその部屋の窓越しに見える主人公、...
histoire

13・67

香港の歴史を遡るようにして語られる連作短編。どの話も密度の濃いアクロバティックな真相でこれだけでもお腹がいっぱいになるのだが、最終話にはやられた。それまでの設定を手玉に取るかのような構図で、最終話を読み終えると最初の話を読み返したくなるとい...
histoire

我らコンタクティ

僕が小学校に上がったあたりの頃までは、人類は月まで行って月面上を歩いて、そして再び地球まで戻るということを行なっていた。いまは地球の周りを回る程度で、もちろんそれはそれで凄いことなんだけれども、それでも地球以外の星の上を歩くか歩かないかとい...
C’est combien

菜時記 師走/壬戌

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。大きな幸せは望めないし、見つけることも半ばあきらめ...
histoire

息子と狩猟に

妻がある時、動物虐待のニュースを見て憤っていた。何らかの事情で買うことができなくなってしまった犬を里子として引き取った人物が、実は虐待目当てで引き受けていて、引き取った犬を虐待して死なせていたというニュースだ。妻が怒る理由もよく分かる。しか...
Vie simple

来月の気になる本

河出文庫『星を創る者たち』谷甲州河出文庫『英子の森』松田青子河出文庫『ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所』ダグラス・アダムスちくま文庫『田中小実昌ベスト・エッセイ』田中小実昌講談社文芸文庫『藁屋根』小沼丹ハヤカワ文庫JA『日本SF傑作選...
タイトルとURLをコピーしました